パーテーションは、パーティションというのが正式な名前。案外知らない方が多いですよね。私も以前はパーテーションと言っていました。その方が日本人にはいいやすいですね。

さて、今回は私が一年ほど前にパーテーションをレンタルした時のことになります。その当時私は
ある東京の企業で総務部の人事をしていました。そんなに大きな会社ではなく社員は50名ほどでしたが、
成長真っただ中の会社だったので、人手が欲しくて大変でした。

秋に、ある大学のフロアを一日貸切って、他の企業と合同企業説明会を開催することになりました。
就職活動をしている大学生や企業に興味のある在学生たちも、企業の説明をうけることができ、
こちらも求人に役に立つということで行われることになったのです。

ただ、問題が1つありました。パーティションの数が明らかにたりなかったのです。
パーティションのレンタルをしなければ、企業説明会の日にそれぞれの会社でブースを仕切ることができません。
なので、私の会社がとりあえず知っている業者にパーテーションのレンタルを発注し、結果的にパーティションを20個
レンタルしました。

大学ともなれば、パーテーションも余るほどあると、勝手に考えていた私たち企業が悪かったですね。
ただ、事前に気づけたことは助かりました。レンタルしたパーティションには車輪がついているので、
あちこちに動かすとき、とてもスムーズでした。

東京や神奈川には色々なパーティションのレンタル業者があります。しかし、一定のクオリティーをたもつ仕事を
しているパーテーションのレンタル会社というのは限られています。だから、良い業者を見つけるのは一苦労です。

合同企業説明会は、大学の中だけでなく、地域の大きな会場や公民館などさまざまな場所で行われます。
きっと他のところでも、そういったパーテーションをレンタルできる業者と提携しつつ運営しているのでしょう。

パーテーションも扱い方が荒いと、亀裂が入ったり凹凸ができたりします。大学生への説明会の時は、はしゃいでいた
他の関係ない大学生が、レンタル中のパーテーションにぶつかってきて焦りました。わざとではないのでしょうが、
もう少し気を付けて歩いて欲しいものです。

パーテーションをレンタルする場面は、こういった合同企業説明会の他に、会社の内部で行われる面接というのもあります。
また筆記テストが必要な際も、パーテーションをレンタルします。

プライバシーを守ったり、他者と一定の距離をとった方が都合が良い時もあり、そういう際にパーティションのレンタルは大変有効です。

ちなみに、秋の東京の大学で行われた説明会で出会った学生が、次の春新入社員として私が働いていた会社に入ってきました。
性格が良い子だったので、私も企業説明会をやってよかったなと、嬉しかったです。